春眠
今後はこちらで日記を書きます→half rest
ここでも最後に書いておきます。⇩
先日、ブラックホールを撮影した写真が公開されたが、
私も会見を生放送で見ていた。
今回撮影されたブラックホールは質量が太陽の65億倍。
他に100億倍の物も見つかっている。
仮に地球を半径0.9cmまで圧縮できればブラックホールになるらしい。
海も山も75億の人間も、たった1.8cmに潰れてしまうのだ。
この世は11次元で成り立っていると考えられていて、私たちの感じることの出来ない次元は、とても小さい世界に存在しているとされる。
とてつもなく広い宇宙を知るために、最小単位の世界の研究が進んでいる。
何となくだが、意味もわからず感動したり、意識の下でうごめく私たちの何かは、極小世界にある何かが関係していないだろうかと思うのである。
心を細かく探るように言葉にすること、理由なく美しいメロディを見つけることと、
宇宙のことを思うことは共鳴している気がするのだ。
「初めは地球を中心に宇宙がまわっていると思っていたが、太陽を中心に地球はまわっていることを知り、その太陽も銀河の1000億の星の一つに過ぎないと知り、同じような銀河が宇宙にはたくさんあることを知った。
我々は宇宙の中心から、どんどん片隅に追いやられて来た。
こんな片隅で起こっていることなら、宇宙のどこででも起こり得るだろうと天文学者は考えている」
「星空を眺めること、宇宙について考えることで、物事をもっと大きな視点で捉えられる癖がつく。」
このような内容のことをおっしゃていた。
今回の撮影の成功で、様々な研究が進むと思われ楽しみである。
では今後はこちらで→half rest
ホーリータウンラジオ 選曲紹介
ホーリータウンラジオ 2019.4.4
- m1.戻らない / mei ehara
- m2.毎朝 / mei ehara
- m3.highway hustle / TommyGuerrero
- m4.Brazilian Space Agency / UNKNOWN ME
- m5.かじゃでぃ風節 /新崎純とナイン・シープス
- m6.薔薇と野獣(New ver.) / 細野晴臣
ホーリータウンラジオ 2019.4.11
- m1.kebab spider / sleaford mods
- m2.therefore / spangle call lilli line
- m3.life support / american football
- m4.this time around / Jessica Pratt
- m5.nami / meitei
- m6.the mirror / rudy de anda
- m7.まちのあかり feat.その他の短編ズ / 毛玉
毎週木曜夜9時から
FMアップルウェーブで放送中。
番組名でホーリータウンラジオを選択してください。
剪定の教え
今朝は寒かったが、その後は天気が良く暖かくなる。
午前中はバイクのタイヤ交換をし、午後から畑へ。
2年前の冬の間、東京へ行っていたが、行く前に車を手放した。
手放してみると、かかるお金がまるで違うので、もう車を買う気がしなくなってしまった。
中型二輪くらいは取ろうか迷っていたが、次第に興味が無くなった。
私はりんごの剪定はしていないが、実すぐりの作業中など、不要と思った枝は割と切っていて、少しずつではあるが、切るべき枝がわかってきた。芽の数、陽当たり、仕事のしやすさ等々、いろんなことを考えながら切っている。
剪定をする人の話は面白い。
自分の畑だと欲が出て、ついつい枝を多くしてしまい、かえって他の人の畑を手伝った時の方が上手に剪定できたりするそうだ。
そんなものかと他人事のように思っていたが、自分の庭に植えたブルーベリーを剪定するようになると、切ったほうが良いとわかっていても、そこに花芽が多くついているのを見ると、確かに思うように切れないのである。
また、どの枝を切るか迷い上手くいかない時は、意外と自分が残したい枝を思い切って切ってみると上手くいくそうだ。
これはこだわりを捨てよという仏教の教えにも通ずる。
毎日、同じような仕事を繰り返しても、まだまだ見過ごしているものがたくさんありそうである。
今日はこれまで。
追記。
ブラックホールの撮影に成功のニュース。100年の科学者のバトンの受け渡し。
Y染色体と火
ホーリータウンラジオの4回目を録る。
藤崎町の万年床スタジオ(一戸くんの家)へ行くと体が痒くなる。
昨日から頭に残っている川柳がある。
好き好きと男を騙す染色体
最初はただ面白い表現だと思っていたが、
自分自身のことや、身近な友人達の事を思い返せば、
女の人が騙すというより、男が勝手に思い込んでやらかしてしまっているだけである。
思い返せば今でも体が捩れそうになる。
どちらかといえば、好き好きと騙すのは悪い男の方ではなかろうか。
男なんてしゃぼん玉 きつく抱いたら壊れて消えるのである。※昨日の記事参照
それとも、私は悪女にとって騙す価値もない男なので平和に暮らしてきただけか。
今日も畑で剪定した枝を燃やす。
今日は火をつけるのが上手くいき火力が強く、捗る。
火を焚くには皆、大袈裟に言えば哲学があるようで面白い。
焚き火を眺めていると、火とは何だろうかと思う。
万物の根源は火だと言ったり、信仰の対象になったのもわかる。
不思議だが、いまや調べるとすぐわかってしまう。わかったところで不思議さが完全になくなるわけでもないけれど、つまらなくもある。
https://stonewashersjournal.com/2015/07/03/fire1/
火に生木を焼べると、おそらく内部に含まれている水分が蒸発して表面を濡らす。
枝はその水分が尽きるまで濡れて光っている。
生命を焼いているのだと気付く。
春の畑には、何かも良くわからないような小動物の子の死骸や、内臓みたいなものが落ちている。
男なんてしゃぼん玉
昨夜はいつの間にか寝ていた。
昨日の日中は友人が畑に手伝いに来てくれた。ありがたい。
なぜだったか、男女の違いについて話す。
先日、短歌は女性の作の方が好きなものが多いと書いたが、それに通ずるような話だった。
男の短歌は自己愛が含まれがちで、気付けば自分の歌詞や俳句もそうなっていたりして、恥ずかしくなる。
女の人は、日々の小さな発見や何でも無いことを、軽やかに、時には女性しか許されないような言葉で表現し、読み手に新しい視点をくれる。
もちろん、そういった傾向があると私が感じているだけで、この限りではない。
自分たちも男のくせに、男の良くないところを言い合い、我々も気をつけなければ、と話す。
すると今日は、剪定の手伝いに来てくれている園主の友人の男性が、『男なんてシャボン玉〜♪』という歌を知っているかと聞いてきた。昨日ラジオで耳にして気になっているらしい。
わからなかったので調べると、山下久美子の『バスルームから愛を込めて』であった。
りんごの芽が膨らみ、緑が見えるようになってきた。
剪定した枝を集めると鳥の巣のようにも見え、上に寝てみると弾力があって意外と良い。
うちの猫の寝相。手がいつもおかしい。