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ssw鳴海徹朗。sswはシンガーソングライターの略

来年に向けて

 部屋の大掃除、というか片付けをしました。徹底的な。

年末だからという訳ではなく、今年の中頃から片付けをしなければいけない気がしていました。

 もう30代半ば、事故無く生きても人生は半分過ぎているかもしれない。

 これから自分の歌を出来る限り育てていくのなら、他にはそんなにたくさんのことは出来ないなと、やらなくてもいいことは今年でやめることにしました。そう決めただけでずいぶん楽になったけど、今月半ばで農作業が終わり時間が出来ると、やっぱり部屋も片付けなくてはいけない気がしました。片付けは苦手なので、片付け方の本を手に取りました。普段は流行の本には見向きもしないけど、今回ばかりは素直に読み、そして実行しました。

 

 一日かけてとにかく捨てるものを選んでいきました。服は8割は別にいらないものだったし、音楽をやる者として勝手に禁止だと思い込んでいたCDもたくさん捨てました。本もたくさん、音楽の機材も少し捨てました。

 どんどん増える『捨てるもの』の山を眺めて、自分はこんなに頭がおかしかったのかと気付きました。

 昨日で部屋の中の片付けを終え、今朝のうちに車内と車庫の片付けを終えると、僕は

『もうこの場所はいつでも出て行ける』

と思っていました。

 驚いたけど、要らない物の山をかき分けて、本心に辿りついたのだとわかりました。

 

 ずっと良いメロディが、言葉が浮かばなくなっていた理由も、そんな状態から最近抜け出せた理由も、まちを盛り上げようとか、いちいち気に入らない理由も、その他にもいろいろ、もやもやとしていたことの理由がわかりました。

 しばらくさっぱりとした気持ちでいた後、色んなことを放ったらかしにしていることに気付いて、ずっと連絡を断っていた友人や、謝らなければいけない人に電話をしました。笑って許してくれたり、気にしてないよと言ってくれました。

 

 

いま、片付け終えてから初めて発表間近の『銀色の丘』を聴いています。

曲と自分との距離がちょうどよく離れたようで、気持ちよく送り出してやれそうです。

 

 

 

 片付けの途中で2012年冬号のindies issueを見つけました。

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 初めて出した音源『美しい叫び』がサンレインレコーズの年間チャートで6位になったときのものです。

 宝物だと思ってたけど、やっぱり手放すことにしました。

 この時の嬉しさや胸の高鳴りはもう無いけれど、またその喜びを感じることが出来ると信じています。

 

 

 それではみなさん、今年もお世話になりました。

 

 良いお年を。